2018年 01月 03日
思い出の味。 |
こんにちは。
何かの拍子にふっと思い出すことがあります。
イタリアでのイタリア料理修業を決意し
ビザの準備をし行きたくて行きたくて
何かの拍子にふっと思い出すことがあります。
イタリアでのイタリア料理修業を決意し
ビザの準備をし行きたくて行きたくて
それはもうイタリアに恋焦がれて
遂に迎えた2003年1月2日、
遂に迎えた2003年1月2日、
両親と祖父母そして幼馴染みの友人
に帯広空港で見送られ意気揚々とイタリアは
に帯広空港で見送られ意気揚々とイタリアは
フィレンツェに向け出発。
しかし成田空港に到着、出国ゲートに入った途端
しかし成田空港に到着、出国ゲートに入った途端
そこは外国人だらけのもはや外国!
僕はその時まるで夢から醒めたように
僕はその時まるで夢から醒めたように
急に怖くなりました。
決まっていたのはビザを取るための語学学校と
決まっていたのはビザを取るための語学学校と
「地球の歩き方 イタリア版」
という本を見て片言のイタリア語でフィレンツェの
という本を見て片言のイタリア語でフィレンツェの
安宿を5泊分予約しただけ。
働く店も決まっていない。
知り合いもコネもない。携帯電話も。
自分は無謀なことをしてるんじゃないのかと
働く店も決まっていない。
知り合いもコネもない。携帯電話も。
自分は無謀なことをしてるんじゃないのかと
怖気づきました。
誰かに電話したくなりました。
そんな時話したかったのは親でも友達でもなく
誰かに電話したくなりました。
そんな時話したかったのは親でも友達でもなく
2歳違いの兄でした。
といっても兄と僕はそんなベタベタな関係ではなく
といっても兄と僕はそんなベタベタな関係ではなく
この日僕がイタリアに
行くことも知らないと思いちょっと驚かしついでに
行くことも知らないと思いちょっと驚かしついでに
声を聞きたくなりました。
札幌に住んでいる兄に公衆電話から電話すると
札幌に住んでいる兄に公衆電話から電話すると
兄の奥さんが出ました。
なんと兄は風邪をひいて高熱で寝込んでいるらしく
なんと兄は風邪をひいて高熱で寝込んでいるらしく
話すことはできませんでした。
残念な思いを引きずりながら飛行機へ。
機内で白ワインをがぶ飲みしテンションが上がり
残念な思いを引きずりながら飛行機へ。
機内で白ワインをがぶ飲みしテンションが上がり
「絶対やってやる!」とその日から
つけ出した日記に書き、
つけ出した日記に書き、
帯広→羽田→成田→香港→ローマ→フィレンツェと
気の遠くなるような時間をかけてフィレンツェの
気の遠くなるような時間をかけてフィレンツェの
予約してあった宿に到着。
僕にあてがわれた部屋は安いだけあってか
僕にあてがわれた部屋は安いだけあってか
寸前までまるで物置に使われていた
ような部屋で布団もなんかカビ臭い。
数日後真冬なのに足に蚊かダニに刺されたような
ような部屋で布団もなんかカビ臭い。
数日後真冬なのに足に蚊かダニに刺されたような
跡がたくさん……
その年の1月のフィレンツェはとても寒く体感気温は
その年の1月のフィレンツェはとても寒く体感気温は
北海道と変わりません。
建物の多くは隙間風を感じる築何百年で石畳、
建物の多くは隙間風を感じる築何百年で石畳、
凍てつく体と押しつぶされそうな不安。
中央市場のそばにある”トラットリア ザザ”という
中央市場のそばにある”トラットリア ザザ”という
お店でフィレンツェ到着後
一人で初めて食事をしました。
そこで食べた料理の一つが
一人で初めて食事をしました。
そこで食べた料理の一つが
「肉詰めのラビオリ白トリュフ風味のクリームソース」。
白トリュフといっても白トリュフ風味のバターを
白トリュフといっても白トリュフ風味のバターを
クリームに溶かしてソースとしたもの。
でも絶対に日本にはないその香りにこれが
でも絶対に日本にはないその香りにこれが
ヨーロッパ大陸の匂いなんだぁと感動。
ささくれだった指にクリームが浸み込むように
ささくれだった指にクリームが浸み込むように
不安が薄れて奮い立つ気持ちになれました。
それは僕にとって間違いなく”イタリアで
それは僕にとって間違いなく”イタリアで
食べて美味しかったもの”の一つでした。
少し前にそんな事を思い出して作ったラビオリは
少し前にそんな事を思い出して作ったラビオリは
by lalibera
| 2018-01-03 20:40


