2026年 01月 01日
ティラミスゥ |
こんにちは。
初めてティラミスゥを食べた時
この世にこんな旨いものがあったのか!
と衝撃を受けました。
今から35年位前の90年代始め、僕が高校3年の時に
食べたセブンイレブンのティラミスゥでした。
当時で1つ250円しました。
パッケージにイタリア国旗のシールが
貼っていてランボルギーニやフェラーリを
作った国のデザートなんだと感動したのを覚えてます。
僕がイタリア修業に行くきっかけをくれたのも
ティラミスゥでした。
札幌のイタリア料理店で修業を始めましたが
ある日 料理本を見ながら見様見真似で初めて
ティラミスゥを作ったんですが
同僚から「これはティラミスではない」と
とダメ出しされました。
僕は本物のティラミスゥの味を知りません。
よくよく同僚に話を聞けば彼が以前勤めていた
札幌のイタリア料理店のティラミスゥこそが
彼の本物のティラミスゥだったんです。
それまで僕はイタリアにはいつか行ってみたい
程度の思いでしたがこの件がきっかけで
絶対に行かなければいけない国に変わりました。
現地でティラミスゥを食べて確認してみたい!
ティラミスゥの歴史は浅くは1970年代に
北イタリアのヴェネト州の発祥で(諸説あり)
作り方は至ってシンプル、
イタリアではスーパー等で簡単に手に入る
サヴォイアルディ(フィンガービスケット)に
エスプレッソコーヒーを浸して
卵、砂糖、マスカルポーネチーズを混ぜた
クリームを層にして合わせたデザートです。
濃厚なマスカルポーネチーズとビターな
エスプレッソコーヒーの対照的な組み合わせが
心揺さぶる官能的な味わい。
イタリア現地に行って沢山ティラミスゥを
食べましたがレストランによって作り方が違うどころか
各家庭によって作り方や材料の配合が全く違うという
ことに驚きました。
イタリア人にも何故イタリアに料理修業に来たか
よく聞かれたんですがその時いつも僕は
この日本でのティラミスゥの話をしました。
じゃあ作ってあげる!とレシピも何も見ずに
その場で作ってくれた人もいました。
(フィレンツェのジオストラで修業してた時の
デザートメニュー)
ティラミスゥはイタリア語で
「私を元気づけて」という意味で
tira(引っ張って) + mi(私を) + su(上へ)
現地では呼び方がティラミスではなく
ティラミスゥと伸ばしますが日本でこれを言うのは
ピザのことを現地呼びのピッツァというくらい
ちょっと気恥ずかしく感じてしまうのは
イタリア血中濃度が足りないサインですね。
ちなみにどこのティラミスゥが1番美味しかった
というと感動度でいえばあの高校3年生の時に
感じたセブンイレブンのティラミスゥを
超えるものに今だに出会ってません。
by lalibera
| 2026-01-01 01:37



